リッチモア シルクレリーフ No.007
希少な野蚕シルクのような軽い仕上がり
家蚕シルクの絹紡スラブヤーンです。スラブの形状にすることによって撚りの甘い部分に空気を含ませ、編地に隙間をつくって作品が軽く仕上がるように工夫しています。
色は無彩色とニュートラルトーンの赤・赤紫・青紫系の色により、エレガントなイメージのカラーレンジに仕上げました。
(家蚕シルクは桑の葉のみを食べさせているため口の形が一定になり、それによって繭の繊維の太さも均一化します。したがってストレートな糸にすると繊維同士が密になり、重くなって作品の型崩れにつながりますので、この糸は太さに変化のあるスラブ状に仕上げています。
これに対して様々な葉を食べている野蚕シルクは繭の太さが不規則なため、ストレートな糸に撚糸しても、糸の構造に隙間ができて軽い糸に仕上がります。
本来ニット用の糸には型崩れを防ぐ意味で野蚕シルクの方が適しているのですが、シルクレリーフはあえて安定している家蚕シルクでより軽く作りました。)
- ■構成
- 絹100%
- ■仕立
- 25g玉巻(約112m)
- ■棒針
- 8-9号 20目・25段
- ■かぎ針
- 6/0号 16目・9段